「打ち上げ花火」鑑賞のポイントは?いつ開花するかをチェックしてみよう
今年も花火大会の季節がやってきた。見に行く前に一読を。
■最高到達点で開花するのが理想
大きさがわかったところで、今度は花火の種類に注目したい。花火大会ではよく「スターマイン」という花火が打ち上げられるが、これは仕掛け花火の一種である。連射連発花火ともいわれ、複数の花火を連続して打ち上げるのが特徴だ。
仕掛け花火といえば、ナイアガラも見逃せない。筒に入った花火をワイヤーで1列に吊るし、まるで滝のように見える壮大なものだ。打ち上げ花火と違って、遠くから見ることは難しいので、観覧席を予約するなど準備が必要だ。
花火をただ見るだけでも風情があるが、鑑賞のポイントもチェックしておくとさらに楽しめるはず。打ち上げ花火は最高到達点に達したときに開花するものがよいとされ、「玉の座りがいい」といわれる。散り際も同時に消えることが理想であり、これも要チェックだ。
毎年、同じ場所で同じような花火が打ち上げられているように感じるが、打ち上げ方や条件などによっても見え方が変わってくる。パッと咲いてパッと散る、そんな刹那的な美しさを今年はどこで眺めようか。計画することも楽しみのひとつである。
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